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  • 執筆者の写真kaori nakao

準備が始まりました!

1月から入学を決めてくれた子どもたちと、そのご家族と一緒に、少しずつ「学校を作ろう」の日を設けて、作業が始まりました。 緊急事態宣言が出たので、まずは外の作業からに変更! みんなの毎日の給食を支えてくれることになる「畑づくり」から始めています。


回を重ねるごとに、自分たちごとになって来て、次回の持ち物や、何を植えて行きたいのか?など考えるようになって来ました。 この紙1枚ほどの積み重ねが、どんなに強い力に変わっていくのかを、長い目で見守り、応援して行きたいものです。


強い力とは、一人ひとりの心の強さもありますが、一緒に考えた仲間との絆の強さもあります。

「同じ釜の飯を食う」

この諺の意味としては、生活を共にしたり、仕事を一緒にしたりしながら、苦楽を分かち合った親しい間柄 です。 この言葉の由来は、昔はかまどに薪をくべて、釜で米を炊いて食べていたことから来ています。 人が生きて行くのに、大切な「食」での人と人との繋がりを感じる言葉です。 今の時代にように、炊飯器でポンと炊く釜の飯とは、少々意味合いが違ってくるかも知れませんね。 それでも、一緒にご飯を食べる仲というのは、近しい関係を想像します。 ただ、かまどで炊いた釜の飯は、準備から口に入るまでの時間が違います。そこで近しい関係に、さらに深さが加わるのかも知れないですね。 旅する小学校の毎日の給食は、まさに釜で炊いた飯です。 自分たちで火を熾して、羽釜でお米を炊きます。 後は、自分たちの畑で収穫したものを中心にした味噌汁。 その畑を今作っているのですから、今取り組んでいる仲間とは、きっと「同じ釜の飯を食った」間柄になれるはずだと信じています。



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